第五話 みかちん、ありがと!!

今また、マラウイに戻ってきました。3回目の入国です。

 

1ヶ月いたモザンビークから、マラウイに戻ってそれから友達に会うために、南アフリカに1週間行ってまたマラウイきました。

 

ずっと送ってもらおうか悩んでいた自分のラップトップ。

 

北部のモザンビーク、日本語対応しているパソコンほとんどないし、あっても常に壊れてて打てないキーがあったり、ネット代高い割には、WINDOWS3.1?とか(たぶんすごく古いやつだと思う)、1クリック2時間待ちとか、本当恐ろしいほどネット環境悪くて、エチオピアでホットメール開くまで30分待ちがまだまだましだったんだって思いました。

 

でも、インターネットやさんがあるだけ有難いですが。

 

日本で私のラップトップ預かっておいてくれた友達が、アメリカに送ってくれてアメリカの友達は今回も、ザンビアのプロジェクトの続きがあってザンビア行く前に私と南アフリカで待ち合わせして、一緒に持ってきてくれた。

 

少し前に日本へ何通か封筒に入れたお手紙出したら、途上国では、郵便局員のひとたちが、中身金目のものが入ってないか開けたり切手盗んじゃったりするから全部届かなくて、パソコンなんて絶対届かなそうだから本当によかった。

(EMSで日本へは遅れるのに、日本からのEMSをモザンビークでは受け取れないって言われた…。)

 

アメリカの友達と無事、南アのヨハネスブルクで会えて、「はい。ラップトップだよー」って渡されたとき、パソコン見るよりも、パソコンと一緒に送ってくれたパソコンの付属品とか説明書の中ごそごそして日本の友達が書いてくれたってメールくれた、お手紙ちょー探した。

 

私が、急にパソコン送って欲しいってメールしたら、何分か後にメールの返事がすぐその子からきて明日の朝10時にすぐ送るからねってメールが入った。あんまりにすぐ対応してくれて。

 

忙しい中、梱包とか準備してくれたその子の姿想像して本当嬉しかった。

 

日本でてくるとき、東京の自分の住んでたアパート解約して、しばらく2人のお友達のマンションに交互に住まさせてもらっていたときに、その子のマンションの壁に手書きで貼ってあった、

 

学ぶことの喜びを知ることが一番の進歩である。やらなければいけないことは絶対に後回しにしない。体を大事にすることと、周りの人に感謝の気持ちを忘れずに…。

 

私もこのことしっかり頭において海外いこうって思ってたこと思い出しました。

 

このお友達は、5年ぐらい前、初めて会ったときに教えてくれたジュエリーを学ぶ夢しっかり叶えて、私に、すごくきれいな指輪を2つ(ひとつ、盗まれちゃいました…。本当にごめんね。)とうさぎのかたちのブローチ1ヶ月ぐらいかけて作ってくれて。

わたしのお守りです。毎晩、ジュエリーの学校の課題とか教科書必死に勉強していたの覚えてます。

 

久々に受け取る日本からのお友達の手紙、たくさんいろんなこと書いてくれてあって、何回も読んで、嬉しいな嬉しいなっていっていたら、スティーブンが

「こんなに長く一人で旅してるから君はそこまで友達必要としてないと思ったけどそうじゃなかったんだね」

って冗談ぽく言ってきた。

 

これから日記たくさん書いていけそうです。みかちんありがとうです。まだまだ書きたいエチオピアの子達のこと旅のこと、国のこと、思うこと、ちっこい日常のことちょっとくだらないことも。

 

43年前の昨日(7月6日)に、マラウイはイギリスから独立したそうです。昨日は国民の休日で、みんな歌って踊ってお祝いして嬉しそうでした。マラウイの人はいつもにこにこしていますが昨日もにこにこしていました。

 

みかちんからまたメールがきて、日本に帰ったらみかちんの宮崎の実家案内してくれるそうです。また日本に帰る楽しみができました。

 

2007年7月7日 原題「日本のお友達からの手紙」